5倍海南鶏飯
お料理ブロガーになりたいという気持ちが強いので、お料理ブロガーになります。
ならないかもしれません。
鶏の出汁でご飯を炊きこんで、その上に柔らかい鳥肉、チリソース的な何かが乗っている料理だと思っています。
検索すればレシピは無限に出てくるのですが、レシピを見て料理すると権力に負けた気になるので、できるだけ先人の知恵は借りない方針で進めていきます。
おそらく鶏飯鶏飯を作るのは4回目で、失敗したり成功したりがあったので、今回で何かの指標を完成させたいと思っています。
おそらく間違ってしかいないと思いますが、旨ければ問題ない。そういう事です。
正しさを求めるな。クックパッドを見ろ。
―以下材料
・米(食えるだけ)
・鶏肉(あればあるほど良い)
・冷凍鶏がら(あればあるほど良い)
・冷凍豚骨(適量)
・ネギ(大量)
・ショウガ(大量)
・ニンニク(大量)
ー調味料
・醤油(適量)
・ナンプラー(適量)
・白砂糖(適量)
・オイスターソース(適量)
・ケチャップ(適量)
・タバスコ(任意)
以上参考にならない材料でした。
一発目から大間違いですが、これは豚骨と言います。
一般的に海南鶏飯に豚骨を入れることはないですが、テンションが高まったのと、値段が予想の1/4位だったので購入しました。
他種の動物のエキスが加わることによって味をブーストさせるのが目的です。
現状足りていないのは、鍋の大きさと冷静な判断かなと思います。
左豚骨 右鶏がら
臭み的な観点から、鶏がらの方が下茹でが短くていいんじゃないかということで、別の鍋に移しています。
下茹でを終えた豚骨、折りたいな。ということで
こちら一般的な調理器具である「ハンマー」です。
調理器具の中では包丁の次に攻撃力が高いと言われています。
調理器具に防御力を求めるのは間違っているため、防御力に関しては評価しません。
ハンマーで10分ほど叩いていたのですが、豚骨が折れるよりも先に自分の心が折れたので、鍋に戻しました。
豚骨>ゴム製ハンマー
生きているということは学ぶということですね。
これはいい感じに鶏がらの出汁が出ているところです。
鶏がらと一緒に大量のショウガとにんにく、ネギ(青)が入っています。
灰汁は取ろうな。
これは個人的に葛藤があった段階で、カオマンガイを作るときには
鶏肉→出汁→ごはん
というように旨味を移動させるのですが、そうすると最終的に鶏肉が美味しくなくなるし、この工程を省くとご飯が旨くない。という板挟みにあいます。
鶏がらスープの素を使えば解決かと前回思ったのですが、市販の物は塩分が含まれているため、理想の濃さにもっていこうとすると塩辛くなるという現象に遭遇しました。
ということで今回は
鶏肉→出汁→ごはん の旨味移動を半分くらいにして
鶏がら+豚骨→出汁→ごはん の旨味移動で旨味の底上げを行います。
旨味の総量が多ければ、後々の塩加減が大まかで良いので助かります。
繊細な料理は苦手です。
100%フィーリングで作ったチリソース。旨いなお前。
3人分の鶏肉です。柔らかくて旨味も残っている。やったね。
鍋にぶち込んで火を止めて放置することで、火が入りすぎるのを阻止します。
肉は生に近いほうが旨い。(角煮類を除く)
色々を経て完成。
豚骨を加えたことによって、見事ブーストが行われました。
野菜類が付け合わせにないのは、必須ではないとの判断です。
もう少し暴力的な物が出来上がるかと思っていたのですが、程よい感じにまとまりました。
豚骨の骨が折れていたら変わっていたかも。
カオマンガイは色々とロスが無く好きな料理なのでまた作ります。
ごちそうさまでした。